コーエーテクモゲームスから発売されている競馬シミュレーションゲーム、Winning Post 10 2025(ウイニングポスト10 2025)の攻略情報です。
すべての競馬ヒストリアイベントの発生条件を満たす方法について紹介します。
Contents
完全制覇は地獄の道
競馬ヒストリアは前作のWinning Post 2024から追加されました。前作は競馬ヒストリアの対象馬のすべてをプレイヤーが所有することで難なく達成することができました。
しかし、Winning Post 10 2025の競馬ヒストリアは前作の要領でプレイすると、1974年の有馬記念で最弱騎手を乗せたタケホープ相手にタニノチカラが勝利できない状態になり、発生条件を満たすことが不可能になります。
また、2016年生まれのスーパーホース「サードステージ」の登場がレギュラー化したことにより、2020年のジャパンカップでアーモンドアイの勝利を阻止するようになり、発生条件を満たすことが困難になってます。
Winning Post 10 2025の競馬ヒストリアの完全制覇は通常のプレイでは達成できない難易度になっているので注意しましょう。
競馬ヒストリアの仕様
競馬ヒストリアの主な仕様は次のとおりです。
- トロフィーの実績に含まれない
- 対象馬の馬名を変更するとイベントが発生しない
- 発生条件を満たすと対象馬のアイドルウマップ人気ptアップ
- 競馬ヒストリアイベントの演出と実況は1回限り
- 1973年と1990年のムービーは競馬ヒストリアのムービーから再視聴できる
- 競馬ヒストリアを達成したセーブデータから引き継ぎスタートしてもクリア実績が引き継がれない
したがって、2週目の引き継ぎスタート前提の1週目プレイの場合、競馬ヒストリアを無視してプレイしたほうがストレスフリーで楽しめます。
また、競馬ヒストリアイベントは1回限りで、再度見ることができません。イベント発生時は、うっかりキーを押して読み飛ばしてしまったり、実況をカットしてしまったりしないように注意しましょう。
競馬ヒストリア完全制覇のやり方
すべての競馬ヒストリアイベントを発生させる、効率の良いやり方は次のとおりです。
- 最初からはじめる前に、馬エディットで能力を調整する(推奨)
- 1971年開始シナリオでプレイする
- タケホープ以外の対象馬はプレイヤーがすべて所有する(クラブ所有でも可)
- タケホープはプレイヤーが所有しない(エディットなしでは必須)
- カンパニーはプレイヤーが所有する(2008年天皇賞(秋)に出走させない為)
- サードステージはプレイヤーが所有する(2020年ジャパンカップに出走させない為)
馬エディットで能力を調整しなくてもタニノチカラを所有しなければ1974年の発生条件を満たすことができますが、その場合、1974年の大阪杯はタニノチカラが勝つまでのやり直し10回以上、有馬記念はやり直し100回以上を覚悟しておいてください。
ちなみに、競馬ヒストリアの完全制覇を目指している筆者は、タニノチカラを所有して完全に詰みの状態になってしまったので最初からやり直しました。
競馬ヒストリア用の馬エディット(案)
競馬ヒストリアの対象馬でプレイヤーが所有できない競走馬は、馬エディットで能力パラメータを調整します。ここで紹介する能力はゲームバランスを大きく崩さずに発生条件を満たしやすくなるように考慮しています。
変更する能力パラメータは次のとおりです。
ヒカルイマイ
1971年の皐月賞で負けることが多いヒカルイマイの勝率を上げるエディットです。
- 瞬発力 A+ > S+
- パワー A > S+
- 精神力 C+ > S+
イシノヒカル
1972年のダービーで勝つことが多いイシノヒカルを勝率を下げるエディットです。
- SP 72 > 70
イシノヒカルは、SPを70に落としても強いです。
タケホープ
1974年の有馬記念で勝つことが多いタケホープが3着になる確率を上げるエディットです。
- SP 72 >70
固有特性を所持しているタケホープは、SPを70に落としても強いです。
タニノチカラ
1974年のGⅠ未勝利になる可能性が高いタニノチカラを強化するエディットです。
- SP 72 > 75以上
- 勝負根性 A > S+
- パワー B+ > S+
- 精神力 A > S+
タニノチカラはSPを75に設定してもSP70に弱体化したタケホープによく負けます。
SPをさらに上げると1974年の発生条件の達成がもっと楽になりますが、SPを上げすぎた場合、1975年はタニノチカラがプレイヤーの強力なライバルになります。
タニノチカラは1975年末に引退します。タニノチカラが強すぎても気にならない方は、もっとSPを盛りましょう。
レース結果の変え方
ここでは競馬ヒストリア対象レースの結果の変え方について紹介します。
事前準備としてセーブデータのファイルを2か所使い、セーブします。
- 対象レースの前週
- 対象レースの当週
翌週まで進めた後、競馬ヒストリアイベントが発生したらそのままゲームの進行を続行します。
イベントが発生しなかった場合、プレイヤーが対象レースに出走していた場合は、レースの週に戻りましょう。
当週のレース順位を変える方法は次の通りです。
- 騎手の戦法を変える
- 異名設定を変更する
- 当週に騎手を変える(主戦騎手の有効度が低下)
- 史実調教「~当週~」を実行して大成功させる(当週のみスピードを上げる)
- プレイヤーの所有馬を出走回避する(当週に放牧指示)
プレイヤーが対象レースに出走していなかった場合は、レースの前週に戻り、対象レースにプレイヤー所有馬を出走登録します。レースの週になったら当日に出走回避します。この方法でもレースの結果が変わります。翌週まで進めた後、競馬ヒストリアイベントが発生したらそのまま進めます。
プレイヤーが対象レースに出走していなかった場合は、レースの前週に戻って対象レースにプレイヤー所有馬を出走登録して、プレイヤーの所有馬を出走させましょう。
1974年までの競馬ヒストリアを攻略する
1974年までの競馬ヒストリアは、プレイヤーが所有できない対象馬がいる為、達成が困難です。その中でも1974年の発生条件が最難関で、通常のプレイでは達成できません。
1971年① – 失敗多め
皐月賞はヒカルイマイがよく負けます。
セーブデータのファイルを2か所使い、それぞれ4月2週と4月3週にセーブしましょう。
1971年② – ほぼ確実
「トウメイがマイル重賞を勝利」の対象レースがマイラーズカップのみとなっていますが、筆者のプレイではトウメイが負けたことがありません。天皇賞(秋)についても同様です。
念のため、5月1週のコースポでマイラーズカップのレース結果を確認しておきましょう。
その後、10月4週まで進めた後は、セーブデータのファイルを2か所使い、10月4週と10月5週にセーブしましょう。
1972年 – ほぼ失敗
筆者のプレイではランドプリンス、タイテエムが日本ダービーに出走しなかったことがありません。
しかし、通常のプレイではロングエースが日本ダービーに勝つことがほとんどなく、イシノヒカルが高確率で勝利していきます。
セーブデータのファイルを2か所使い、それぞれ5月4週と5月5週にセーブしましょう。
馬エディットしていない場合は、今作の競馬ヒストリアの中ボスに相当する難易度になります。
1973年 – ほぼ確実
ハイセイコーは、プレイヤーの所有が推奨ですが、プレイヤーが所有しない場合もハイセイコーは無敗で皐月賞に勝利します。
念のため、1972年以降は皐月賞までハイセイコーが負けていないかチェックしていきましょう。
1974年 – 通常のプレイでは無理
1974年は今作の競馬ヒストリアのラスボスに相当します。発生条件を満たすやり方は次のとおりです。
馬エディットなしでタケホープを所有している – 発生条件の達成が絶望的
馬エディットなしの場合は、プレイヤー所有のタケホープが強くなりすぎて、タニノチカラが先着できなくなります。
筆者は1974年の有馬記念を100回以上やり直しましたが、戦法オール「×」の騎手を乗せたタケホープにタニノチカラが先着できたのが1回のみで、その時の2着がタケホープで失敗しました。
タケホープを所有してしまった場合は、馬エディットで競馬ヒストリア用の能力パラメータに設定した後、最初からやり直したほうが早くクリアできる可能性が高いです。
ハイセイコーを所有していてタケホープを所有していない
プレイヤーがハイセイコーを所有している場合、1974年は有馬記念まで中央競馬の芝のGⅠレースに出走させないようにして、タニノチカラにGⅠを1回勝たせるようにします。
タニノチカラが最も勝つ確率が高いレースは大阪杯です。プレイヤーが介入しないとタケホープが芝のGⅠを総なめにする可能性が非常に高いので、大阪杯はハイセイコー以外のプレイヤー所有馬を登録して、戦法変更、異名設定の変更、騎手の当日変更などでタニノチカラが勝つまでやり直しましょう。
馬エディットをしていない場合は10回以上のやり直しは覚悟しましょう。ほかのGⅠレースでタニノチカラを勝たせるには、さらにやり直しの回数が増えます。
また、タニノチカラはジャパンカップに出走しないことが多いので注意しましょう。
タニノチカラが天皇賞(秋)までGⅠ未勝利の状態でセーブしてしまうと詰みます。
タケホープがGⅠ未勝利になっていることはないと思いますが、発生条件の達成にはタケホープもGⅠ1勝以上必要です。
タニノチカラにGⅠを勝たせたら11月1週まで進めます。
この後は馬エディットの有無によってやり方が異なります。
馬エディットをしていない場合は、ハイセイコー以外のプレイヤー所有馬を12月4週の海外レースにタニノチカラの主戦騎手で出走登録します。
馬エディットを使って上記で紹介した能力パラメータに設定した場合は、タケホープの主戦騎手を変更しなくても発生条件の達成が可能です。
ハイセイコーは有馬記念に主戦騎手のままで出走登録します。
その後は週を進める前に、空いているファイルにセーブします。この後、有馬記念で発生条件の達成が困難になっても11月1週からやり直しができるようにしておきましょう。
この後はハイセイコーを12月2週まで放牧(有馬記念でのハイセイコーを弱体化)させて、12月4週まで進めます。
12月4週の海外レースにプレイヤー所有馬が出走する場合、タニノチカラの主戦騎手が海外レースに騎乗するので騎手が弱体化します。
さらに、プレイヤーが所有しているハイセイコーも放牧明けで弱体化しています。
この後は年末まで進めます。有馬記念がタニノチカラ、ハイセイコー、タケホープの順でゴールしていれば競馬ヒストリアイベントが発生します。
イベントが発生していなければ年末のコースポから有馬記念の着順とタイム差を確認した後、12月4週に戻って順位を調整しましょう。
レースの順位を変える方法は次の通りです。
- 異名設定を変える
- 戦法を変える
- 当週に騎手を変える(主戦騎手の有効度が低下)
- 史実調教「~当週~」を実行して大成功させる(当週のみスピードを上げる)
エディットなしの場合、筆者は有馬記念で100回近くやり直しています。覚悟しましょう。
馬エディットを使って上記で紹介した能力パラメータに設定した場合は、少ない回数のやり直しで達成することができます。
11月1週に戻って放牧期間を変更しても12月4週での有馬記念の結果を変えることができます。
追記
史実調教「~当週~」は、タニノチカラが1着、タケホープが2着、僅差の3着がハイセイコーだった場合にハイセイコーに使いましょう。何回かロードでやり直しながら大成功にすることができれば、同じレース展開で2着と3着が入れ替わる可能性が高いです。
馬エディットありでハイセイコーとタケホープを所有していない
馬エディットを使って上記で紹介した能力パラメータに設定した場合は、プレイヤーがハイセイコーを所有しなくても競馬ヒストリアイベントの発生条件を満たすことができます。
この場合、ハイセイコーが無敗で皐月賞を勝つまで、プレイヤーの所有馬で邪魔しないように注意しましょう。
1974年の大阪杯は勝てる見込みがないプレイヤー所有馬を登録して、異名設定の変更、戦法変更、騎手の当日変更などでタニノチカラが勝つまでやり直しましょう。
1974年の有馬記念も勝てる見込みがないプレイヤー所有馬を登録して、有馬記念の結果がタニノチカラ、ハイセイコー、タケホープの順になるまでやり直しましょう。
オート進行の結果 – 1975年以降
1975年以降、筆者が対象馬をすべて所有しない状態でオート進行を使ったときの競馬ヒストリアイベントの成否は、次のとおりでした。
発生年 | 成否 | 備考 |
---|---|---|
1975年 | × | テスコガビーが1勝のみ(3勝必要) |
1976年① | 〇 | トウショウボーイ3勝 テンポイント6勝 |
1976年② | 〇 | 1.0差 |
1977年 | × | トウショウボーイが3着 |
1979年 | 〇 | 0.2差 |
1980年 | × | ハギノトップレディが1戦1勝で桜花賞未出走 |
1983年 | 〇 | 0.2差 |
1984年① | × | オート進行の自家生産馬が0.1差で勝利 |
1984年② | × | 1984年①失敗 |
1985年 | × | ニホンピロウイナーはGⅠ9勝も1984年①失敗 |
1986年 | 〇 | 1.9差 |
1988年 | × | タマモクロスに0.0差の2着 |
1990年 | 〇 | 0.3差 |
1991年 | × | 2.3差で無敗2冠も1984年①失敗 |
1992年 | 〇 | 0.1差 |
1993年 | 〇 | 1.6差 |
1994年 | 〇 | 0.2差 |
1996年 | × | マヤノトップガンに0.1差の2着 |
1997年 | × | マーベラスサンデーが重賞1勝(4勝必要) |
1998年 | 〇 | 海外GⅠ勝利 |
1999年 | 〇 | スペシャルウィーク5勝 エルコンドルパサー1勝 グラスワンダー1勝 |
2000年 | × | 阪神大賞典、宝塚記念が2着 |
2002年 | 〇 | 有馬記念は0.1差 |
2004年① | 〇 | 1.5差 |
2004年② | 〇 | 0.1差 |
2005年 | 〇 | 1.5差 |
2007年 | 〇 | 0.0差 |
2008年 | × | カンパニーが0.1差で勝利 |
2009年 | × | レッドディザイアが5着 |
2010年 | × | 0.1差で3着 |
2011年 | 〇 | 0.2差 |
2012年 | 〇 | 0.1差 |
2013年 | 〇 | スプリンターズSでGⅠ6勝達成 |
2015年 | 〇 | 0.3差 |
2018年 | 〇 | 1.5差 |
2020年① | 〇 | 0.4差で無敗3冠達成 |
2020年② | 〇 | 0.2差で無敗3冠達成 |
2020年③ | × | サードステージが0.1差で勝利 |
2021年 | 〇 | 発生条件の3レースを全勝 |
2022年 | 〇 | 0.1差 |
2023年① | 〇 | 0.3差で3冠達成 |
2023年② | × | ドウデュースがリバティアイランドに0.4差先着 |
2024年① | × | ウシュバテソーロがドバイWCで6着 |
2024年② | 〇 | 2.1差 |
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