【ウイポ9 2021】ラインブリードを使いこなす

コーエーテクモゲームスから発売されている競馬シミュレーションゲーム、Winning Post 9 2021（ウイニングポスト9 2021）の攻略情報です。

ウイニングポストの配合理論の一つ、ラインブリードついて紹介します。

ラインブリードについて

ラインブリードとは同じ系統の種牡馬と繁殖牝馬を配合することで成立する配合理論です。
ラインブリードは、父と母の系統によって成立する通常型と、3代前の種牡馬4頭の系統によって成立する爆発型の2種類に分かれます。
また、父と母の系統特性がともにSPだった場合、さらに爆発力が上昇します。
SP型のラインブリードはSP昇華配合も同時に成立します。

ただし、ラインブリードは爆発力と同時に危険度もアップさせる諸刃の配合理論です。

通常型

通常型のラインブリードは、父と母の系統によって成立します。

親系統ラインブリード

父と母の親系統が同じで、且つ子系統が異なる場合に親系統ラインブリードが成立します。
配合時の爆発力が2上昇しますが、危険度が1上昇します。
この時、血脈活性化配合（3代前の先祖の親系統が6種類以上）が成立していると、ラインブリードの危険度を消滅させることができます。

子系統ラインブリード

父と母が同じ子系統の場合に子系統ラインブリードが成立します。
配合時の爆発力が3上昇しますが、危険度が2上昇します。
この時、血脈活性化配合6本型（3代前の先祖の親系統が6種類）が成立していると、危険度の上昇が1に減少し、血脈活性化配合7本型（3代前の先祖の親系統が7種類）が成立していると、ラインブリードの危険度を消滅させることができます。

親系統ラインブリードSP型

父と母の親系統が同じで、且つ子系統が異なっており、さらに両親の系統特性がSPだった場合に親系統ラインブリードSP型が成立します。
配合時の爆発力が3上昇しますが、危険度が1上昇します。
この時、血脈活性化配合が成立していると、ラインブリードの危険度を消滅させることができます。

SP付帯型のラインブリードは、SP昇華配合Lv.1（爆発力1）以上が同時に成立します。

子系統ラインブリードSP型

父と母が同じ子系統で、さらに両親の系統特性がSPだった場合に子系統ラインブリードSP型が成立します。
配合時の爆発力が5上昇しますが、危険度が2上昇します。
この時、血脈活性化配合6本型が成立していると、危険度の上昇が1に減少し、血脈活性化配合7本型が成立していると、ラインブリードの危険度を消滅させることができます。

SP付帯型のラインブリードは、SP昇華配合Lv.1（爆発力1）以上が同時に成立します。

爆発型

爆発型のラインブリードは、3代前の種牡馬4頭の系統によって成立します。

親系統ラインブリード3本爆発型

3代前の種牡馬4頭のうち、3頭の親系統が同じで、且つ子系統が全て異なる場合に親系統ラインブリード3本爆発型が成立します。
配合時の爆発力が7上昇しますが、危険度が1上昇します。
この時、血脈活性化配合が成立していると、ラインブリードの危険度を消滅させることができます。

親系統ラインブリード4本爆発型

3代前の種牡馬4頭のうち、4頭の親系統が同じで、且つ子系統が全て異なる場合に親系統ラインブリード4本爆発型が成立します。
配合時の爆発力が11上昇しますが、危険度が1上昇します。
ただし、この配合は血脈活性化配合を同時成立させることができません。

親系統ラインブリード3本爆発SP型

3代前の種牡馬4頭のうち、3頭の親系統が同じで、且つ子系統が全て異なっており、さらに両親の系統特性がSPだった場合に親系統ラインブリード3本爆発SP型が成立します。
配合時の爆発力が9上昇しますが、危険度が1上昇します。
この時、血脈活性化配合が成立していると、ラインブリードの危険度を消滅させることができます。

SP付帯型のラインブリードは、SP昇華配合Lv.1（爆発力1）以上が同時に成立します。

親系統ラインブリード4本爆発SP型

4代前の種牡馬4頭のうち、4頭の親系統が同じで、且つ子系統が全て異なっており、さらに両親の系統特性がSPだった場合に親系統ラインブリード4本爆発SP型が成立します。
配合時の爆発力が13上昇しますが、危険度が1上昇します。
ただし、この配合は血脈活性化配合を同時成立させることができません。

SP付帯型のラインブリードは、SP昇華配合Lv.1（爆発力1）以上が同時に成立します。

親系統ラインブリード3本爆発型は4本爆発型よりも実用的

親系統ラインブリード4本爆発SP型は、ウイニングポストの全配合理論において最大の爆発力を誇りますが、血脈活性化配合を同時成立させることができません。
一方、親系統ラインブリード3本爆発SP型は血脈活性化配合6本型を成立させることができるので、組み合わせた爆発力は 9 + 4 = 13となり、危険度を発生させずに、親系統ラインブリード4本爆発SP型と同じ爆発力にすることができます。

また、父と母父は2代先まで血脈活性化配合に影響するので、親系統ラインブリードを3本爆発型にする場合、父と母父を異なる親系統にしておくと良いでしょう。

ラインブリードで発生する危険度を消滅させる方法

ラインブリードは爆発力と同時に危険度もアップさせてしまいます。
危険度は体力や気性などに悪影響を与えてしまいます。

ラインブリードで発生する危険度を消滅させる条件は2つあります。
一つは血脈活性化配合を同時に成立させること、もう一つは両親の健康が高いことです。

血脈活性化配合で危険度を消滅させる

ラインブリードは血脈活性化配合6本型（爆発力4）が成立していると、ラインブリードによる危険度の上昇を1減少させます。血脈活性化配合7本型が成立していると、ラインブリードの危険度を消滅させることができます。

子系統ラインブリードは血脈活性化配合7本型、その他のラインブリードは血脈活性化配合6本型以上を成立させて危険度を消滅させましょう。

血脈活性化配合の記事はこちら：【ウイポ9 2021】血脈活性化配合を使いこなす

両親の健康の高さで危険度を消滅させる

ウイニングポスト9 2021 では両親の健康が高ければ、危険度を軽減することができるようになりました。
配合時に両親の健康がA以上で危険度を1、健康がS以上で危険度を2減少させます。

健康の高さによる危険度の軽減は、ラインブリードだけではありません。インブリード等を含めて配合の危険度を合算した後に、両親の健康の高さに応じた危険度を減少させます。

血脈活性化配合が成立せず、健康が低くても危険度が消える場合もある

条件に一致せずにラインブリードの危険度が消えた例外のケースを紹介します。
1984年スタートで、健康Cのスティンググルースに健康C+のスティードを配合すると親系統ラインブリード4本爆発型が成立しますが、3代前の親系統が5種類なので血脈活性化配合は成立しません。危険度が1になるはずのところ、配合評価の危険度は0が表示されました。原因は調査中です。

親系統の昇格を予測してラインブリードを使う

ラインブリードで生まれた競走馬は、2代前の親系統の種類が少なくなります。
特に、親系統ラインブリード4本爆発型で生まれた競走馬は、2代前の親系統が1種類しかありません。繁殖入り後は血脈活性化配合が使えなくなり、産駒の爆発力が期待できなくなってしまいます。次代につながらない、親系統ラインブリード4本爆発型は締めの配合と割り切ったほうが良いです。
ラインブリードで誕生した産駒は、繁殖入り後に親系統の種類が少なくなるので、血脈活性化配合が成立しにくくなります。

しかし、繁殖入り後も血脈活性化配合を狙う方法もあります。それは将来、親系統に昇格する予定の子系統を使ってラインブリードの配合をすることです。
1984年スタートでは、ミスタープロスペクター、ダンジグ等が新系統を確立した後、ほぼ確実に親系統に昇格します。その後は、サンデーサイレンス、サドラーズウェルズが親系統に昇格します。

例えば、ミスタープロスペクターが系統特性SPの新系統を確立すると、最初はネイティヴダンサーの子系統になります。
同じ親系統をもつ、レイズアネイティヴ系の繁殖牝馬にミスタープロスペクター系の種牡馬を配合すると、親系統ラインブリードSP型が成立します。
同じ親系統の産駒になるので、繁殖入り後は親系統の種類が一つ減りそうですが、その後、ミスタープロスペクターは親系統に昇格するので、親系統の種類が一つ増えます。

このように将来の親系統の昇格が予測できる場合は、ラインブリードで配合しても、繁殖入り後の血脈活性化配合に影響がない場合があると覚えておきましょう。
2代前がすでに親系統を確立している場合も同様です。ラインブリードで配合しても、繁殖入り後の配合で3代前の親系統の種類が減らないので、血脈活性化配合に影響がありません。

親系統ラインブリード3本爆発SP型の間違えやすいところ

3本爆発SP型は同じ親系統でSP系統が3つ必要なのではないかと（特に筆者が）勘違いしがちです。しかし、3本爆発SP型は系統特性SPが必要なのは両親の系統だけなので、同じ親系統とする系統特性SPをもつ子系統は最低1つあれば成立できます。

1984年スタートでは、ハイペリオンを親系統とする子系統で系統特性SPをもっているのはオーエンテューダーの1系統のみですが、配合相手の種牡馬の子系統をハイペリオン以外の親系統をもつSP系統の子系統（テスコボーイ系SP）、種牡馬の母父をハイペリオンの子系統（ハイペリオン系）、繁殖牝馬の父はSP系統のオーエンテューダー系SP、繁殖牝馬の母父をハイペリオンの子系統（ロックフェラ系）にして、子系統が全て異なっていれば、親系統ラインブリード3本爆発SP型が成立します。